2017年6月2日（金）に、MECHATROLINK協会（MMA）2017年度総会が東京　秋葉原UDXカンファレンスにて開催されました。

冒頭の挨拶ではMMA　熊谷幹事長（㈱安川電機　執行役員　モーションコントロール事業部長）より、近年のネットワーク市場の動向と中国市場の動きを踏まえ、今後のMMAの取り組みについてご説明を頂きました。スマートファクトリーの提案のために、自社製品だけでなく、他社製品との連携・協業が風潮となる状況下、また中国でもFA市場が拡大し、高速・高性能化のためにネットワーク化が進む中、今後のMECHATROLINKを使ったソリューション提案強化の方向性についてお話し頂きました。

総会の部では、三輪事務局代表より2016年度の総括および2017年度計画の説明を行い、事務局員より会計報告および予算計画、技術分科会（マーケット部会／PC技術部会）の部会長より活動報告と計画について説明しました。

特別講演では、バルーフ株式会社様より「IOリンクが提供する新しいパラダイム」と題して、世界のインダストリー4.0の動向を踏まえながら、IOリンクの特徴、最新情報についてご説明を頂きました。また近日リリース予定であるMECHATROLINK-Ⅲ対応のIOリンク　ゲートウェイのご紹介も頂きました。

また株式会社ソラコム様からは、「IoTビシネス活用最前線」と題し、実例を踏まえながらソラコム様の取り組むビジネス概要についてご紹介を頂きました。世間でも大変注目されるスタートアップ企業様でもあり、大変興味深いお話しを頂きました。

新製品紹介では、MMAメンバ企業4社による新たな対応製品のラインナップ紹介を行いました。そしてこの度メンバ3000社目にご入会頂いたソラコム様へ記念の楯の贈呈を執り行い、2017年度も無事に閉会となりました。

今回、86社から160名と大変多くの方にご参加頂きました。総会前後や休憩時間には、新製品の展示コーナーで実機をご覧になる方も多く、懇親会ではメンバ間での交流が活発に行われ、総会の以外の時間も有意義に活用頂くことができました。

MMAは今年5月にグローバル会員数3,000社、中国会員数1,500社を突破し、2018年1月には公開開始15周年を迎えます。
記念すべき節目を祝えるよう、幹事会社8社をはじめ、MMAメンバと共に、更なるMECHATROLINK普及推進に向けて活動をしてまいります。