2018年6月8日（金）に、MECHATROLINK協会（MMA）2018年度総会が東京　秋葉原UDXカンファレンスにて開催されました。

今年は、公開から15周年の節目を迎えた総会となりました。冒頭では、MMA熊谷幹事長（㈱安川電機　執行役員　モーションコントロール事業部長）の挨拶として、MMAメンバのご支援ご協力の感謝を述べ、近年のネットワーク市場動向、Industrie4.0に対するMMAとの取り組みについてお話いただきました。

総会の部では、新事務局代表　下畑よりご挨拶と2017年度総括および2018年度計画、事務局員より会計報告および予算計画について説明を行いました。技術分科会（マーケット部会／PC技術部会）の報告および計画は各部会長より発表していただきました。

昨年10月に発表した新技術、MECHATROLINK-4とΣ-LINKIIの主な特長について紹介し、会場にはSCF2017で初披露したコンセプトの実機デモも展示し、参加者にご覧いただきました。

新製品紹介では、日本テキサス・インスツルメンツ株式会社によるMECHATROLINK-III対応 汎用プロセッサ SitaraTMファミリーのご紹介と、台湾メーカのHIWIN MIKROSYSTEM CORP.による会社紹介と製品紹介とあわせて、実機の展示も行いました。

毎年参加者が楽しみにしている基調講演の部では、ローム株式会社　産機戦略部部長　上林　忠史 様による「製造現場向けIoTセンシングソリューション」と題して、同社が取り組む「足元の"見える化"」に焦点を当てたセンシングソリューションについて採用事例や実証事例などをお話いただきました。

株式会社クロスコンパスからは、代表取締役社長 鈴木 克信 様より「日本の人工知能～匠の技とAIの融合～」テーマとしご講演頂き、AIの歴史と現状、製造業としての活用の最適解などわかりやすくお話いただきました。

終了後には、メンバ間交流として立食形式の懇親会を行いました。
今回は15周年イベントとして、コンビマジシャン「キャラメルマシーン」をお招きし、コント満載のマジックショーや参加者同士の交流時間を楽しんでいただくことができました。

今回は、94社から181名と大変多くの方にご参加いただきました。
ますます拡大するMMAと最新技術により期待されるスマート工場実現に向けた取り組みに高い関心をもっていただけていることを実感しました。

今後もグローバルでのMECHATROLINKの更なる普及活動に尽力してまいります。